出典 楽天ゴルフ
チッパーとは、ゴルフのスコアを上げるためにとっても重要なモノになります。
ゴルフをそれほど知らない人からすれば「どれも大して変わらないでしょ」「結局は自分の腕次第だよ」なんて思うかもしれません。
もちろんその通りで、ゴルフが下手な人が高額で良いチッパーを使ったからといってプロゴルファー並みにゴルフが上手くなるわけではありません。
ですが、ゴルフをやっている人はチッパーによってスコアの上りが良くなったり、下がったりとチッパーによってスコアが目に見えて変わるほど重要なモノなのです。
では、チッパーでのアプローチについてご紹介します。
そもそもチッパーってどんなモノ?
ゴルフをよく知らない人に分かるように説明をすると、チッパーとは『ゴルフのボールを打つ部分』になります。
チッパーには主に2種類あり、『ウェッジタイプ』と『パタータイプ』があります。
ほとんどのチッパーは35度~55度位のモノが多いのですが、ウェッジタイプのチッパーは35度前後、45度前後、55度前後と10度刻みになっているためこんな小さな差でも使う人の特徴によってスコアの上がり方が全く違います。
自分に合ったウェッジタイプのチッパーを見つけられれば目に見えた良いスコアを出すことができます。
パタータイプのチッパーはパターをやるような優しい力で打っただけなのに距離感や方向性が安定します。
そのためゴルフ上級者の方はもちろん、ゴルフ初心者の方でも扱いやすいチッパーです。
チッパーでのアプローチ方法
チッパーは弱いアプローチでもかなりの威力を発揮してくれます。
アプローチのやり方は非常に簡単で、ボールの近くで構えたらショットのように手首は使わずロングバットのように打つだけです。
ボールの近くで打つことでシンプルなアプローチを簡単に打つことができます。
シンプルなアプローチが打てるということは初心者の人でも簡単にゴルフができるというメリットでもあるのですが、ボールに対してスピンをかけたり高く打ち上げることができないというデメリットからゴルフ上級者の人はあまりこのアプローチ方法は使っていません。
チッパーのメリットとデメリット
チッパーを使用する上でしっかりとチッパーのメリットとデメリットを知っておくと上手くチッパーを扱うことができます。
メリット
チッパーのメリットは大きく分けて2つあり、『ライ角が大きい』ということと『ソール幅が広い』ということです。
ライ角が大きいというのは打てる面積が大きいため、初心者でも失敗しにくいということです。
そしてソール幅が広いというのもライ角が大きいのと同様に初心者でも失敗しにくい作りということです。
ライ角が大きくてソール幅が広いということで多少ボールから離れてしまったところを打ってもボールに当たる確率が非常に高く、クリーンに打つことができます。
デメリット
チッパーのデメリットは大きく分けて2つあり、『ゴルフクラブの持ち込み本数』と『短いアプローチショット以外には使えない』ということです。
元々チッパーはグリーン周りの短いアプローチショットに特化したモノなのでそれ以外のショットには使えないというデメリットになります。
ゴルフのルールとして持ち込める・使用できるクラブの本数は最高でも14本までとされています。
そのためチッパーの出番はグリーン周りの短いアプローチショットしかないためゴルフ上級者にとっては不要のチッパーとも言えます。
決められているゴルフクラブの本数があるということで使うか使わないか分からないチッパーを持って行くということはゴルフクラブ1本を犠牲にしなくてはならないということでゴルフに慣れてくるとチッパーは荷物になるというデメリットがおこります。
チッパーの購入場所
チッパーはゴルフ専門店はもちろん、スポーツ用品を取り扱っている店舗やネット通販でも購入することができます。
店舗によってはホームセンターでもゴルフ用品を取り扱っていることもあります。
チッパーの値段はピンキリで、1000円台で購入できるチッパーもあれば1万円以上するチッパーがあります。
デザインや機能等をそれほど気にしない人であれば安く購入することができるネット通販でも特に問題はありません。
デザインや機能を重視する人は実際に手に取ってみることができないネット通販での購入はオススメできません。
こだわりがある人は実際に店舗に足を運び、実際に手に取って選ぶと満足の出来るチッパーを購入することができます。
まとめ
ゴルフ上級者になると誰でも打つことができるチッパーに対して「チッパーなんて恥ずかしい…」「チッパーを使うゴルフなんて誰でもできる」という考えを持っている人が意外と多く居ます。
ですがゴルフの楽しみ方は人それぞれなので“チッパーを使っているから恥ずかしい“ということは一切ありません。
ゴルフ初心者の方はまずはチッパーを使ってゴルフの楽しさを知ることから入り、徐々にゴルフクラブを変えていくと楽しいゴルフをすることができます。